妻が小さな個人店を始めた。「会計は自分がやる」と決めた瞬間、簿記の「ぼ」の字も知らなかった40代会社員の勉強が始まった。クレアールの通信講座で朝5時半から机に向かい続けること6ヶ月——1回目の受験で無事合格できました。この記事では、そのリアルな全記録をお届けします。
なぜ40代で簿記3級を取ろうと思ったのか
きっかけは、妻が小さな個人店を開いたことでした。
お店を始めるにあたって、誰かが帳簿をつけ、売上を管理し、確定申告に備えなければならない。「それは自分がやる」と自然に思いました。でも、当時の私には会計の知識がほぼゼロ。「借方って何?」というレベルです。
同時に、もう一つの動機もありました。仕事で財務諸表を見る機会があっても、なんとなくしか理解できていなかった。家計管理や資産形成にも、お金の基礎知識は絶対に役立つ。「どうせ学ぶなら、資格という形で残したい」と思い、日商簿記3級を目指すことにしました。
- 妻の個人店の会計をサポートするため
- 仕事での財務諸表の理解を深めるため
- 家計管理・資産形成のためのお金リテラシー向上
クレアールを選んだ理由——決め手は「リベ大」と「1万円」
勉強方法を調べていたとき、YouTubeで「リベラルアーツ大学(リベ大)」が簿記の学習にクレアールの通信講座をすすめているのを見ました。
クレアールを調べてみると、費用が約1万円。他の通信講座が2〜3万円することを考えると、かなり安い。「まず試してみるのにちょうどいい価格だな」と感じ、迷わず申し込みました。
※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
6ヶ月の勉強スケジュール——動画→テキスト→問題集の流れ
6ヶ月間を大きく3つのフェーズに分けて進めました。
| 期間 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 1〜3ヶ月目 | 講義動画を視聴 | 全体像をつかむ。わからなくてもとにかく最後まで見る |
| 4ヶ月目 | テキストで復習 | 動画で見た内容を読んで整理。重要な箇所に線を引く |
| 5〜6ヶ月目 | 問題集を3回解く | 間違えた問題を中心に繰り返す。試験前2週間は過去問集中 |
「合格だけを目指して詰め込む」のではなく、実際に使える知識として身につけることを目標にしたため、あえてじっくり6ヶ月かけました。その分、試験当日は自信を持って臨めました。
朝5時からの勉強ルーティン
平日は朝5時に起床するところから1日が始まります。まず洗濯物を畳んだり、ひげを剃ったりと身支度を整え、コーヒーを淹れてひと息つく——そこまでで約30分。5時半から6時半の1時間が、書斎での勉強タイムです。家族がまだ寝ている静かな時間帯に、頭が一番クリアな状態で机に向かう。この習慣が6ヶ月の土台になりました。
週末は土日それぞれ2〜3時間ほど。平日の1時間と合わせると、週あたり9〜11時間ほどの学習時間を確保していた計算になります。
- 平日(月〜金):朝5時半〜6時半 × 5日 = 約5時間
- 週末(土日):2〜3時間 × 2日 = 約4〜6時間
- 合計:週9〜11時間
一番苦労したこと——借方・貸方と継続の壁
壁①:借方・貸方の感覚がつかめない
簿記3級で最初に多くの人がつまずくのが「仕訳」です。私も例外ではありませんでした。「資産が増えたら借方?貸方?」が直感的にわからなくなる。
私がやった乗り越え方はシンプルです。
- 「かり・かし」を頭の中でひたすらリピートする(借方・貸方の位置を体で覚える)
- 「資産の増加は借方、負債の増加は貸方」など基本ルールを声に出して言う
- 理屈より先に問題をひたすら解く(手が勝手に動くようになるまで)
「なんで借方なんだろう?」と考えすぎるより、まず手を動かして解き続けた方が早く身につく。感覚として染み込んでから理屈が後からついてくる感じでした。
壁②:試算表の作成から決算手続きが複雑
個別の仕訳が分かってきても、試算表を作り、決算整理仕訳を経て財務諸表を完成させる一連の流れは、最初はパズルのように感じました。ここは動画を2回見直し、テキストと照らし合わせながら丁寧に整理することで乗り越えました。
壁③:毎日続けること
正直、一番きつかったのは「継続」そのものです。長期連休で旅行に行けば当然勉強できない日が続く。戻ってきたとき「また最初からやり直しだ」という気持ちになることもありました。
でも、気づいたのは「戻ってきたら、また習慣を再起動すればいい」ということ。完璧を目指さず、休んでもまた再開する。それを繰り返せば6ヶ月続けられます。
モチベーションが下がったとき、どう乗り越えたか
私のモチベーションの源は明確でした。「妻のお店の会計を、自分がしっかりサポートしたい」という気持ちです。
誰かのために学ぶというのは、自分だけのためより強いモチベーションになります。「今日はしんどいな」と思った朝も、「でも妻のためだ」と思えば机に向かえました。目的が具体的であればあるほど、続けやすい——これは実感です。
試験当日——「いける」という手応え
試験は試験会場での紙の試験を選択しました。当日の感触は、正直「いけた!」という感じ。問題を解き進めながら、「あ、これは分かる」「この仕訳は絶対合ってる」という確信が積み重なっていきました。
それもそのはず。合格だけを目標にせず、本当に理解して使えるようになることを目指して6ヶ月勉強したからです。試験は「理解の確認」に過ぎませんでした。
合格後に変わったこと
結果は1回目の受験で合格。「よかった!」という安堵と同時に、「40代でもコツコツやれば合格できるんだ」という自信が生まれました。
家族からは「やるじゃん!」と言ってもらえて、少し自慢げな気持ちにもなりました(笑)。
合格後、簿記の知識は思った以上に日常に活きています。
- 妻のお店の会計:売上・仕入れ・経費を整理し、月次の損益を把握できるようになった
- 仕事:会議で財務諸表が出ても、以前より深く読めるようになった
- 家計管理:資産と負債を分けて考える習慣がつき、家計の「見える化」が進んだ
資格は取ることが目的ではなく、使えることが目的。そう思って6ヶ月勉強したからこそ、合格後もちゃんと役立っています。
40代でも、絶対に取れる
この記事のまとめ
- きっかけは妻の個人店の会計サポート+お金リテラシー向上
- クレアール通信講座(約1万円)をリベ大がきっかけで選択
- 6ヶ月:動画3ヶ月→テキスト1ヶ月→問題集2ヶ月(3回)
- 朝5時起床・5時半〜6時半の1時間勉強、週末は2〜3時間の習慣を継続
- 借方・貸方はルールのリピート+ひたすら問題を解いて克服
- 1回目の受験で合格。実生活にも即活用できた
40代で仕事・家事・育児と並行しながら資格勉強をするのは、簡単ではありません。でも、朝の1時間を積み重ねれば、6ヶ月で確実に到達できるということを、自分の体験として断言できます。
「自分には無理かも」と思っているあなたへ——大丈夫です。40代には、若い頃にはなかった「目的意識」という最強の武器があります。
※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています