「リベ大で紹介されてたクレアールって、本当に使えるの?」——申し込む前に同じ疑問を持った私が、実際に6ヶ月受講して1発合格した体験をもとに正直にレビューします。結論から言うと、コスパ・内容ともに40代の独学にもっとも向いた通信講座でした。私が支払った金額は9,920円(税込)です。
- クレアール簿記3級講座の教材・動画・サポートの実際
- フォーサイト・スタディング・ユーキャンとの比較
- 6ヶ月で合格できた勉強の進め方
- クレアールに向いている人・向いていない人
クレアールとはどんな通信講座?
クレアールは、1962年に「経営指導協会」として創立された資格試験専門の教育機関です。簿記・税理士・公認会計士・社労士など幅広い資格に対応しており、「非常識合格法」という独自の学習メソッドを掲げています。
「非常識合格法」とは、試験に出る範囲に絞って効率的に学ぶ考え方です。膨大なテキストを全部読むのではなく、合格に必要な範囲を厳選して学習する。仕事や育児で忙しい40代には、むしろこの割り切り方がフィットすると感じました。
- 創立:1962年(「経営指導協会」として創立)
- 法人設立:1998年(株式会社クレアール)
- 資格指導歴:60年以上
- 学習方式:通信(Web動画 + テキスト)
- 対応資格:簿記・税理士・公認会計士・社労士など
- 特徴:「非常識合格法」による出題範囲特化型の学習設計
なぜクレアールを選んだのか
正直に言うと、最初から複数の通信講座を細かく比較したわけではありません。きっかけは両学長のYouTubeチャンネル「リベラルアーツ大学」でクレアールが紹介されていたこと。「リベ大が太鼓判を押すなら信頼できるだろう」という直感と、受講料が9,920円(税込)という圧倒的なコスパが決め手でした。
「失敗しても9,920円。でも本格的な通信講座。この価格でこの内容が揃っているなら、とりあえず試してみる価値がある」と思って申し込みました。
申し込んでみて、その直感は正しかったと思います。価格のわりに教材・動画・サポートのどれも手を抜いていない。独学テキスト1冊が3,000〜5,000円することを考えると、講義・問題集・質問サポート込みで9,920円はコスパが異次元です。
他の通信講座との比較
私は事前に細かく比較しませんでしたが、後から調べてみると主な通信講座の特徴はこのようになっています。
| 項目 | クレアール | スタディング | フォーサイト | ユーキャン |
|---|---|---|---|---|
| 受講料(目安) | 9,920円(税込) | 3,850円(税込) | 16,800円(税込) | 39,000円(税込) |
| 紙テキスト | あり | なし(デジタルのみ) | あり | あり |
| 動画講義 | 63単元 | あり | あり | あり |
| 質問サポート | メールで何度でも | 10回分(チケット制) | 5回まで | あり |
| 模擬試験 | 4回分 | あり | 3回分 | 3回分 |
| 受講期間 | 1年+延長可(5,000円) | 〜翌3月末(更新版割引あり) | 試験日前日まで | 12ヶ月(標準3ヶ月) |
※受講料は時期・キャンペーンにより変動します。最新の価格は各社公式サイトでご確認ください。
スタディングはクレアールより安いですが、紙テキストがなくデジタルのみ、質問サポートもありません。「紙で勉強したい」「わからない問題を人に聞きたい」という40代には、クレアールのほうが向いていると思います。
教材・テキストのレビュー
クレアールの教材セットには、テキスト・問題集・講義ノートが含まれています。
テキスト
簡潔にまとまっていて読みやすいです。ページ数を抑えつつ重要ポイントが凝縮されている印象で、「非常識合格法」の設計思想がテキストにも反映されています。分厚いテキストを最初から読み進めて途中で挫折……という経験をしたことがある人には、このコンパクトさが続けやすさにつながると思います。
問題集
問題集は244ページ。ボリュームとしてはしっかりあります。私は本試験前に3周解きました。1周目は「全然わからない」でも大丈夫。2周目で「なんとなくわかってきた」、3周目で「ほぼ解ける」という感覚の変化があります。
講義ノート
動画講義の内容を整理したノートが別冊でついてきます。動画を見ながらメモを取らなくていいので、講義の理解に集中できました。
- テキスト(重要ポイント特化型)
- 問題集(244ページ)
- 講義ノート
- 模擬試験問題(4回分)
動画講義のレビュー
クレアールの動画講義は全63単元。1単元あたり30〜50分にまとめられています。
朝の勉強時間が1時間の私にとって、1日1単元が無理なくこなせる単位でした。「今日は単元37まで終わった」という積み上げの実感が、6ヶ月間モチベーションを維持する原動力になりました。
講師の説明がわかりやすい
簿記の「ぼ」の字も知らない状態でスタートした私が理解できたのは、講師の説明がとにかくわかりやすいからです。難しい概念を噛み砕いて、図や具体例を交えながら説明してくれます。「なぜそうなるのか」という理由から教えてくれるので、丸暗記ではなく理解で進められます。
速度再生が便利
時間がないときは1.25倍・1.5倍速で視聴していました。慣れてきたら1.5倍速でも十分理解できます。朝5時半から始める1時間をフル活用するために、この機能はかなり使いました。
「30〜50分の講義が1時間の枠にちょうど収まる。毎朝1単元ずつ進めていくと、自然と学習リズムができあがりました。」
問題集・答練のレビュー
問題集は244ページ、決して少なくはない量です。ただ、闇雲に解くのではなく、講義と連動させながら進めるのがポイントです。
| 進め方 | 内容 | 時期の目安 |
|---|---|---|
| 1周目 | 動画を見たあと、対応する問題をその日中に解く | 1〜3ヶ月目 |
| 2周目 | 全問通しで解く。理解できていない箇所を動画で見直す | 4〜5ヶ月目 |
| 3周目 | 素早く解けるように反復。時間を意識して解く | 5〜6ヶ月目 |
| 模擬試験 | 本番形式で4回分を時間計測しながら解く | 試験1ヶ月前 |
「問題集3周 + 模擬試験4回」が私の合格メソッドです。この量をこなせば、本番の形式にも十分対応できます。
質問サポートのレビュー
クレアールはメールで質問できます。私も複数回使いました。回答はとても丁寧で、「なぜそうなるのか」をしっかり説明してくれます。
ただ、正直なところを言うと、質問サポートを使う機会はそれほど多くありませんでした。「もう一度講義を見直す」「テキストの解説を読む」で大半の疑問は解消できるからです。それだけ講義の説明が充実しているということでもあります。
「どうしてもわからないときの保険」として質問サポートがあると思うと、安心して学習を進められます。スタディングのように質問回数に上限があるサービスと比べて、メールで何度でも聞けるという点は大きなメリットです。
模擬試験・学習管理機能
模擬試験4回分
本番と同じ形式の模擬試験が4回分ついています。試験の1ヶ月前から取り組み始め、4回全部を時間を計りながら解きました。
模擬試験は「弱点発見ツール」として活用するのが正解です。間違えた問題に印をつけ、その範囲の講義を見直す。この繰り返しで、本番に近い状態まで仕上げることができます。
進捗管理機能
各単元を終えると完了マークがつきます。63個の単元が順番に埋まっていくのが視覚化されるので、達成感があります。「今日も1つ進んだ」という小さな積み上げが、長期間の学習継続につながります。
価格・コスパの評価
私が2024年9月に申し込んだ際の受講料は9,920円(税込)でした。キャンペーンにより価格が変動することがあるため、最新の価格は公式サイトでご確認ください。簿記3級の通信講座としては最安値クラスです。
この価格で、63単元の動画講義・テキスト・問題集・講義ノート・模擬試験4回分・質問サポートが揃う。書店で独学テキスト+問題集を揃えると5,000〜8,000円はかかりますし、動画講義も質問サポートもありません。9,920円でこの内容は、正直コスパが異次元です。
合格できなかった場合の延長制度
万が一1年以内に合格できなかった場合、1年間5,000円で講義視聴のみ延長できる制度があります。仕事の繁忙期に勉強できなかった、体調を崩したなど、どうしても受験できない時期が続いてしまっても、安心して再挑戦できます。
- 受講料:9,920円(税込)※キャンペーンにより変動あり
- 含まれるもの:動画63単元・テキスト・問題集・講義ノート・模擬試験4回・質問サポート
- 延長制度:1年5,000円で講義視聴のみ延長可
- コスパ評価:★★★★★
各項目の評価
メリット・デメリット
- 講義がとにかくわかりやすい
- 9,920円(税込)のコスパが異次元
- 教材セット(テキスト・問題集・講義ノート)が充実
- 模擬試験4回分で本番に慣れられる
- 速度再生(1.25倍・1.5倍)で時間を効率化できる
- 質問サポートが丁寧で安心
- 延長制度があるので焦らず進められる
- スマホでの学習はやや使いにくい(音声学習は可能)
- 学習管理はシンプルで最低限
- ブランド知名度はフォーサイト・ユーキャンに劣る
「気になった点」として挙げたスマホ対応については、私自身はスマホで動画を積極的に見ることはなく、主にPC・タブレットで受講していたのであまり困りませんでした。通勤中にスマホで動画を見たい方には少し不便かもしれません。
クレアールに向いている人・向いていない人
- コスパを重視して通信講座を選びたい
- リベ大(両学長)を信頼している
- 紙のテキストで勉強したい
- わからないことを人に質問したい
- 仕事・育児が忙しく、スキマ時間で少しずつ進めたい
- 万が一合格できなくても延長できる安心感がほしい
- スマホ・アプリでの学習にこだわりたい(→スタディング)
- フルカラーで見た目が華やかなテキストが好み(→フォーサイト)
- 通信講座の知名度・ブランドを重視する(→ユーキャン)
まとめ:クレアールは40代の通信学習に最適だった
6ヶ月間クレアールで学んで感じたのは、「この価格でこの質は反則では?」ということです。
9,920円という価格を聞くと「安かろう悪かろう」と思うかもしれません。私も最初はそう思っていました。でも実際に受講してみると、動画の質・教材の充実度・サポートの丁寧さ、どれも本格的な通信講座そのものでした。
リベ大で紹介されているから知名度があるというだけでなく、内容がちゃんと伴っているから推薦されているんだと実感しました。
仕事や育児で忙しい40代が限られた時間で資格を取るには、余計なものをそぎ落として合格に必要な範囲に集中できる環境が大切です。クレアールの「非常識合格法」はその点で40代の勉強スタイルと相性がいい。コスパ最強の通信講座を探している方には、自信を持っておすすめできます。
この記事のまとめ
- クレアール簿記3級は9,920円(税込)でテキスト・動画・模擬試験・質問サポートが揃う
- 動画講義は全63単元・30〜50分。1日1単元ずつ朝の1時間で進められる
- 速度再生(1.5倍速)が時間の節約に効果的
- 問題集3周 + 模擬試験4回が合格メソッド
- 万が一合格できなくても1年5,000円で延長可能
- 紙テキストで学びたい・質問したい40代には特におすすめ