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「通勤時間、もったいないな」——社会人になって電車通勤が始まった日、そう思いました。気がつけば、この習慣を続けて10年近くになります。毎朝の通勤時間を英語学習に使い続けた結果、TOEIC940点を達成できました。特別なことは何もしていません。ただ、通勤という「どうせ使う時間」に、英語を乗っけただけです。

通勤中の英語学習を海外拠点との協働に活かす40代のビジネスパーソン
継続期間
10年
平日毎朝継続
TOEIC
940点
通勤学習が土台
1日の学習
往復90分
追加コストゼロ
この記事でわかること
  • 徒歩・電車・場面別の英語学習の使い分け方
  • 10年間使い続けているコンテンツ3選(具体的な使い方つき)
  • 通勤学習を長く続けられた理由
  • 40代から始めても効果が出る理由

私の通勤ルートと学習の割り当て

まず私の通勤ルートをお伝えします。片道の内訳はこうなっています。

15分
自宅 → 最寄り駅
ラジオ・音声学習
20分
電車
速読英単語
10分
駅 → 会社
ラジオ・音声学習

往路・復路ともに同じパターンです。徒歩の計25分はイヤホンで音声コンテンツを聴き、電車の20分は単語帳を開く。この組み合わせを10年近く続けています。

「往路と復路で学習内容を分けてはいません。その日の気分や使いたいコンテンツをそのまま使っています。ルールを増やすと続かなくなるので。」

徒歩時間(計25分)の使い方:耳に英語を流す

歩きながらでもできることは限られています。手はふさがれるし、スマホを見ながら歩くのは危ない。だから徒歩中は「耳だけ」に絞るのが正解です。

米国のラジオ配信アプリ

メインコンテンツは、米国のラジオ局を聴ける配信アプリです。ニュース・トーク・音楽が流れる自然な英語放送に、毎朝触れてきました。「ラジオアメリカ」という同名アプリは複数あるため、現在選ぶ場合はストア上の開発元と配信局を確認してください。

最初は何を言っているか半分もわからなくても構いません。毎朝続けているうちに、だんだん聴き取れる単語が増えてきます。英語耳を作るには、とにかく本物の英語を大量にインプットすることが大切で、通勤の徒歩時間はその絶好のタイミングです。

速読英単語の音読音声

ラジオの気分でないときは、私が使っていた旧版「速読英単語」の音声を流しました。電車内で本文を見て、徒歩中に同じ英文を聴くという使い分けです。現行の必修編[改訂第8版]はWeb音声方式で、当時の版とは付属物が異なります。現行仕様はZ会の公式商品ページで確認できます(2026年8月8日確認)。

電車時間(20分)の使い方:単語帳で目を使う

電車内はほとんど立っています。立ったまま単語帳を広げる、これが私の電車内スタイルです。

速読英単語(単語帳として)

電車の中では速読英単語を開いて、英文を読みながら単語を確認します。立っていても片手で持てるサイズで、ページをめくりやすいのが続けられる理由の一つです。

席が空いていてラッキーなときは、ゆっくり腰を落ち着けてじっくり読み込みます。立っているときより集中できるので、意外とよく覚えられます。立っているときと座っているときで同じ教材を使うことで、学習の「単位」を日によって変えられるのも長続きのコツです。

徒歩・電車の使い分けポイント
  • 徒歩(耳):ラジオ(ライブ英語)または速読英単語の音読音声
  • 電車(目):速読英単語(単語帳)
  • 往路・復路で変える必要なし。気分に合わせてOK
  • ルールを細かく決めすぎると続かない。シンプルが一番

10年使い続けているコンテンツ3選

徒歩向け・無料
米国のラジオ配信

アプリでNYの本物のラジオ放送をライブ視聴。ニュース・トーク・音楽が流れる生きた英語。テキストではなく「本物の英語のリズム」に慣れるためのコンテンツ。毎朝決まった時間に聴くことで習慣化しやすい。

電車向け・テキスト
速読英単語(音声つき)

英文を読みながら単語を覚えるシリーズ。私は電車で旧版を開き、徒歩中は当時の付属音声を聴いた。現行版はWeb音声なので、購入前に版と利用方法を公式ページで確認する。

耳向け・Audible
英語コンテンツ(Audible)

スティーブ・ジョブズのスピーチ、オバマ大統領の演説、English Journal、The 7 Habits of Highly Effective People、キクタンTOEICなど。ネイティブの発音・テンポに自然に慣れていける。「勉強している」というより「聴いている」感覚で続けやすい。

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私も通勤中の英語インプットに使っているオーディオブックサービスです。歩いている時間を耳の学習に変えたい方は、英語作品や英語学習コンテンツが自分に合うか無料体験から確認できます。
本を開けない徒歩中でも、イヤホンだけで英語に触れられる
通勤や家事の時間を無理なくリスニング時間へ変えやすい
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実際の1日の学習スケジュール

時間帯 場所 学習内容
朝5:30〜6:30 自宅(机) メイン学習(TOEIC問題集・資格勉強)
徒歩15分(出勤) 自宅→駅 米国のラジオ配信または旧版の速読英単語音声
電車20分(出勤) 電車内 速読英単語(テキスト)
徒歩10分(出勤) 駅→会社 米国のラジオ配信またはAudible
帰宅時(同上) 往路と同じ 同じコンテンツをその日の気分で

通勤時間を「英語環境に浸かる時間」として使い続けてきた結果が、TOEIC940点の土台になりました。徒歩15分・電車20分・徒歩10分という細切れの時間を英語に充てるだけ。フルで集中しているわけではなく、その日の気分でコンテンツを変えながら、気づけば往復で約90分の英語インプットになっています。

10年続けられた理由

「どうせ使う時間」に乗っけるだけだから

通勤は仕事がある限り避けられません。その時間に英語を乗せるだけなので、新たに時間をつくる必要がないのが最大の理由です。「勉強のために30分確保する」はしんどい。でも「通勤中にイヤホンをつける」は苦になりません。

完璧にやろうとしないから

疲れているときは、ラジオを聴き流すだけでOK。単語帳を開かない日もあります。「今日は流すだけでいい」と自分に許可を出せることが、10年続けられた秘訣です。

コンテンツを楽しんでいるから

ニューヨークのラジオを聴いていると、その日のニュースやトレンドが英語で入ってくる。スティーブ・ジョブズやオバマ大統領のスピーチは、内容そのものが面白い。「勉強している」というより「楽しんでいる」感覚で続けられています。

「英語を勉強しようとするより、英語を生活の一部にしてしまうほうがずっと長続きします。通勤はその絶好のチャンスです。」

通勤学習とTOEIC940点の関係

TOEIC対策は別途問題集を使って取り組みましたが、通勤中の英語インプットが土台になっていたと感じています。

毎朝ネイティブの英語を聴き続けることで、リスニングのスピードへの慣れが自然と身についていました。問題集を解くときに「知らない単語はあるけど、スピードは苦じゃない」という状態になれたのは、通勤学習の積み上げがあったからだと思います。

また、速読英単語で毎日英文を読み続けることで、英語を英語のまま処理する力が鍛えられます。日本語に訳しながら読む癖がなくなると、リーディングのスピードと精度が上がります。これがTOEICリーディングの得点向上に直結しました。

TOEIC対策の単語学習なら「キクタンTOEIC」シリーズ

速読英単語で読解の土台を作りつつ、TOEICのスコアアップを直接狙う単語学習として併用したいのが「キクタンTOEIC」シリーズです。チャンツ音楽に乗せて単語を覚える設計で、通勤の聴き流しと相性が抜群。徒歩中・電車中の隙間時間がそのままTOEIC対策の時間に変わります。

現在は従来のSCORE別教材に加えて「キクタンTOEIC L&Rテスト1000」も刊行されており、3冊だけのシリーズではありません。教材を選ぶときは、アルクの公式案内で現行版と収録語を確認してください(2026年8月8日確認)。

40代から通勤学習を始めても遅くない

「10年続けてきた人の話だから、今から始めても追いつかない」と感じてしまう気持ちは、私もよくわかります。

私が英語の土台を作ったのは海外留学の経験ですが、それをTOEICスコアという形にできたのは、社会人になってからの通勤学習の積み上げがあったからです。留学経験がなくても、続けることが積み上がるという本質は同じです。1年後に「1年前に始めておけばよかった」と思うより、今日できる小さな一歩のほうが、未来を変えてくれるんじゃないかと思います。

40代の私たちには、経験も日本語の語彙力もあります。話す内容に困ることは少ない。英語のスキルさえ少しずつ伸びていけば、それを活かせるフィールドは若い世代より広いはずです。毎日の通勤時間を味方につける形を、自分なりに見つけていけるといいですね。

まとめ:通勤を「英語環境」に変えてしまえばいい

難しいことは何もありません。イヤホンをつけて、英語コンテンツを流す。電車では単語帳を開く。それだけです。

「学習時間を確保しなきゃ」と気負うのではなく、「どうせ通勤するなら英語環境にしてしまおう」という発想に切り替えてみる。この小さなシフトが、私の場合は10年の継続につながりました。同じ40代として、自分に合うやり方が見つかることを願っています。

この記事のまとめ

  • 通勤時間(徒歩+電車)を目的別に使い分ける
  • 徒歩中は耳:米国のラジオ配信・旧版の速読英単語音声・Audible
  • 電車中は目:速読英単語(テキスト)
  • 往路・復路で内容を変える必要なし。気分に合わせてOK
  • 「完璧にやろうとしない」ことが10年継続の秘訣
  • 通勤学習の積み上げがTOEIC940点の土台になった